和菓子党の我が家
いちむら
御用達です
残月:上用まんじゅうで、中あんは赤こしあん。栗入りです。
山茶花:練り切りで中あんは赤こしあんです。
紅葉:練り切りで赤こしあんを巻いています。
実のり:外郎で中あんは黄身あんです。柿に見えるように焼きごてで焼き目いれてます。
和栗大福もおいしいよ。愛媛県中山産の和栗を使用した大福です。
和栗きんとんは大人の味。
さてさて
171年ぶりの十三夜
ミラクルムーンですよ。
旧暦では現在の太陽暦ではなく太陰暦で暦を数えていたため、1年は約354日でした。そのため現在の閏年(うるうどし)の2月29日のように、閏月を3年に1度入れて1年を1ヶ月増やし13ヶ月にすることで暦と季節のズレを調整していました。(太陰太陽暦)
しかし、閏月は2月29日のように決まった月を増やすわけではなく、月の周期にあわせて挿入される月が変わるのです。
そして今年2014年は、なんと171年ぶりに旧暦の9月と10月の間に閏9月がもうけられる年にあたるため、9月13日の「十三夜」が2度あるのです。これが「後十三夜(のちのじゅうさんや)」と呼ばれています。
前回の閏9月は1843年。天保14年は、徳川家慶将軍のいた江戸時代末期です。
せっかくこんな特別な日に生きている私たち、しかも天気にも恵まれそうな5日の夜。 空を見上げて、歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
余談ですが、日本独自の風習として「十五夜」の月を見たら、「十三夜」の月も見ないと縁起が悪いといわれていたそうですよ。